シビュラとはなんでしょう?

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Sibilla Cumana (Andrea del Castagno, Ciclo degli uomini e donne illustri)

3年前、邪馬台国の卑弥呼についてイタリアの友人と話をしたとき、
「昔、イタリアでも神の神託をうける巫女がいたの?」とたずねると、
彼女がシビッラ(Sibilla)の存在について教えてくれました。

それが、神秘的な存在、シビュラとの出合いです。

そのあと、人気ブランド「シビラ」、スペイン人デザイナーに、
かつて魅了されたことをふと思い出しました。

ニューヨーク生まれのシビラが、スペインに住んだのは7歳の頃から。
感受性の高い少女が地中海のインスピレーションに触れたのでしょう。

世間で広く知られる、偉大な芸術作品というのは、ごくごく自然に、
日常次元を超えた源泉から与えられるとよく伝えられているからです。

*Sybilla(シビラ)デザイナーはシビラ・ソロンド。
1963 年ニューヨークに生まれ。

懐かしさと情熱にあふれるアースカラーと、芸術的感性で生み出される
ユニークなフォルムで顧客を魅了しつづけています。
80年代後半に日本とスペインを中心に大ブレークを引き起こしました。

そんなシビラとの縁ですが、ほとんど歴史的な背景を知らないまま、
シビュラという名で、ヒーリング&セラピストの活動をはじめました。

とくに理由はないんです。

なんとなく気に入ったし、しっくりと来る感じがしました。

イタリア人の彼女も、曾祖母の代から受け継いでいる
タロットカードを大事にし、オラクルのような女性でした。

それでは、もう少し詳しく歴史的な背景をみてみましょう。

そもそもシビュラとはなんでしょう?

シビュラとは、アポロンの神託を受け取る古代の地中海世界に
おける巫女のこと。

初期キリスト教時代の著述家のラクタンティウスは、
共和政ローマ時代の学者、マルクス・テレンティウス・ウァロからの
引用として10人のシビュラを挙げました。

そのうち、ローマでもっとも尊ばれたのは、
クマエとエリュトライのシビュラです。

ルネサンス期以降、「シビュラの託宣」と教父の著書の影響で、
シビュラの存在が、美術上のモチーフとしても好まれました。

ことにミケランジェロは、システィーナ礼拝堂のフレスコ画に、
たんなる女性像を超越したシビュラを描きだして、
その後のシビュラ像のイメージに大きな影響を及ぼしました。

彼がシスティーナ礼拝堂天井画に描いたのは、
デルポイのシビュラ、リビアのシビュラ、ペルシアのシビュラ、
クマエのシビュラ、エリュトライのシビュラの5人です。

ローマのチギ礼拝堂のアーチに、ラファエロの描いたフレスコ画に
『神託をさずかる4人のシビュラ』があります。

シビュラがそれぞれ天使から神託を授かっているところが
美しく描かれています。

この4人は、左から、クマエのシビュラ、ペルシャのシビュラ、
フリギアのシビュラ、ティブルのシビュラであるといわれています。

その他、シビュラ像はヴァティカン宮殿にあるユリウス2世の図書室や
シエナ大聖堂の舗床にも描かれています。

クマエのシビュラ

クマエのシビュラは、イタリア半島の古代ギリシア植民都市クマエにおいて、
アポロンの神託を司った女性預言者です。

クマエはナポリの近くにあった都市。

ウェルギリウスの『アエネイス』では、
ローマの建国者アエネイスの冥界への旅路に同伴した女性として
クマエのシビュラが描かれています。

ローマの人々は、初期ローマにおいて重要な役割を果たしたとして、
彼女を尊重します。

ウェルギリウスは『牧歌』において、クマエのシビュラの予言として、
神童と黄金時代の到来を歌いました。

この予言は、古代から中世のキリスト教社会では、
キリストの降誕を予言したものとして広く知られました。

以上、ウィキペディアより一部引用いたしました。

最後までご覧いただきありがとうございます!

あなたにも天使の祝福がたくさんありますように。
愛と感謝をこめて。

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